ポイント投資のテーマで運用の一つ「日経平均株価」。
実際の日経平均株価の値動きに合わせて、dポイントが変動します。
当blog管理人は毎日日経平均株価のチャートと予測値を更新しておりますが、dポイントも順調に増えてきているため、そろそろ本格的に攻略法を考えていかなくてはなりません。
というわけで、当blogでも少しずつ取り入れているテクニカル分析について説明していきます。
今回紹介する方法はRCIです。似たような名前のRSIというのがありますので注意して下さい。
RCIとは、相場の売られ過ぎ・買われ過ぎを判断する指標です。計算方法は複雑ですが、使い方は簡単です。
当blog管理人は、このRCIの動きを参考にしてポイントの追加・引き出しのタイミングの判断をしております。
RCIの中でも短期RCIが重要です。短期RCIはピンク色の線です。iSPEEDの標準設定の9日のままでOKです。
RCIの数値は、-100〜0〜+100の間の数値で表します。
一定のサイクルで往復しますので、このサイクルに合わせて追加・引き出しのタイミングの判断をします。
では、まず追加のタイミングから。
追加のタイミングは、短期RCIが一旦-80以下に突入してから上向きに反転し、-80を脱出した時です。
上の画面では短期RCIは-88.33となっていますが、しっかり-80を脱出したのを確認してからエントリーするとよいでしょう。反転を確認する前にエントリーしてしまうと、更に下落することがあります。
反転を確認すると、その後は上昇トレンドに入ります。
これは簡単で分かりやすいですね。
短期RCIが上向きでマイナス圏の場合、かなりの上昇幅が見込めます。
続いて引き出しのタイミング。
引き出しのタイミングは、短期RCIが+80以上に上昇してから下向きに反転し、80以下に低下した時です。
RCIが80を割ると、その後は下落しやすくなります。
上の画面では短期RCIは96.67となっていますが、このあとRCIが80を割ると下落が始まります。
追加から引き出しのタイミングをまとめると、RCIの動きとチャートの動きはほぼ一致します。
説明箇所以外の前後の動きを見てもほぼ定期的に80の辺りで上昇と下落を繰り返していることが分かります。
このように、RCIを利用して上昇・下落の判断をすることで、追加・引き出しのタイミングを効率よく判断することができます。
ところで、このRCIで追加と引き出しの判断をする場合のポイントは、
「① 一旦80を超えてから」「② 再び80を割るまで」
であるという事です。
例えばRCIが+80を超えてから80を割らない場合。
このときRCIが天井に張り付いた状態になります。
この「張り付き」は、かなり強い上昇トレンドの状態の時に発生します。
RCIが80以上をキープしたまま天井に張り付いた時は、しっかり利益を確保することができます。
そして、RCIが80を割ったら撤退のサインです。
RCIが80を割ると、その後は下落しやすくなります。
上昇トレンドとは反対に長期下落した場合は-80以下で下底に張り付くこともあります。反転して-80を上回ったのを確認してからエントリーするとよいでしょう。
但し実際に運用してみると、RCIが80に達する前に反転する場合がありますので、その場合は他の指標と合わせて押し目かダマシかを判断していく必要もあります。
相場に絶対はありませんので上手くいくかどうかは分かりませんが、闇雲に予想をするよりかは効果があるかもしれませんね。
ちなみにRCIの計算方法は下記の通りです。
RCI=(1-(6×((日付順位 - 価格順位)の2乗のn日合計))÷(nの3乗-n))×100
※n=設定した日数。
※日付順位は日数を順位にしたもの。
※価格順位は終値を順位にしたもの。
最初にも言いましたが、計算方法は複雑ですが使い方は簡単です。
RCIを自分で計算する必要はありませんが、RCIでCMEの数値を参照にしながら翌日の計算をしておくと、ある程度のトレンドや上昇余地が予測することができるようになります。
他にもテクニカルは色々ありますので次回に続きます。
投資はあくまで自己責任でお願い致します。
チャート・テクニカル分析に使用するアプリ
RCIを確認するなら楽天証券アプリのiSPEEDがあると便利です。
楽天証券アプリ iSPEEDを使用
当blog管理人は楽天証券の専用アプリ「iSPEED」を利用しております。実際の日経平均ETFの注文もスマホのみで簡単にできます。
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