テーマ投資で運用する場合、「どのテーマで運用したら一番効率がよいか」というところから始まります。
今なら、ほぼ全ての方が「クリーン・エネルギー」を選択するのではないでしょうか。
なぜなら、リターンが高いからです。
なんと、この1年間で2倍になりました。
一方、こちらの「ヘルスケア」。
バリュー株主体のため、リターンは低めです。
時々瞬間的に上がるのも、バリュー株の特徴です。
さらには「生活必需品」。
こちらもバリュー株主体のためリターンは低め。
ここまでいくと、儲かる理由が見つかりません。
クリーンエネルギーと他のテーマを「50:50」でホールドするなら、クリーンエネルギーを「100」でホールドしたほうが儲かります。
最近は、出し入れ運用よりも、ホールド運用のほうが主流になりつつあるdポイント投資ですが、何となく「全テーマに分散して運用したい」と言う場合、わざわざ儲からないテーマでも運用することになります。
そんな時は、運用するテーマを絞り込むか、配分にメリハリを付けておくことが重要になります。
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■ リターンに応じた配分を設定する
現在60万P保有中の当blog管理人の場合で、具体的な配分例を考えてみましょう。
まずは、下記の表をご覧下さい。
G列の「平均リターン」によって配分を決めます。
「平均リターン」に配分を比例させると、F列にリターンに応じた「配分比率」が算出されます。H列には「保有ポイント」と「ポジション目安」が算出されます。
このまま全テーマを対象に配分をしてもよいのですが、ここから、さらにリターンの高い銘柄のみに絞り込みを行います。
例えば、「G2」の「目標リターン」を15%以上に設定すると、「F2」の「おすすめ銘柄」はリターンが15%以上の3銘柄にまで絞り込めました。
H列の「ポジション目安」も、リターンが15%以上の3銘柄に集中して振り分けられます。
さらに、「目標リターン」を20%以上の銘柄のみに限定すると「おすすめ銘柄」は2銘柄となり、かなりリターン重視の配分となります。
おすすめ銘柄は「新興国」と「クリーンエネルギー」の2銘柄ですが、リターンに比例した配分は「2:8」のポートフォリオになります。
もっとも、さらに絞り込みを行うと「おすすめ銘柄」は1銘柄となり「クリーンエネルギー」のみが残る結果となります。
執筆時の時点では、クリーンエネルギー1本に絞って運用する方法が最も高い成果となりますが、「設定リターン」を高くし過ぎると、かなりハイリスクでの運用となっていきます。
■ 平均リターンの算出方法
続いて、リターンの算出方法です。
dポイント投資のサイトでは、1ヶ月の「月間リターン」と1年間の「年間リターン」の確認ができます。
1ヶ月リターンのみで判断すると、銘柄の入れ替え(スイッチング)が頻繁になりますし、1年間のリターンのみで判断すると、判断が少し遅れ過ぎてしまいます。
そこで、複数の期間の1ヶ月リターンを記録しておき、3ヶ月リターン・6ヶ月リターンなどを算出しておくことで、平均リターンが算出できるようになります。
しかし、毎日各テーマの1ヶ月リターンをいちいち手作業で確認するのは非常に面倒臭いので、毎月1回ぐらいの頻度で連動対象ETFの基準価額から計算をします。
①1ヶ月リターン
直近1ヶ月間のETF基準価額の上昇率
②3ヶ月リターン
直近3ヶ月間のETF基準価額の上昇率
③6ヶ月リターン
直近6ヶ月間のETF基準価額の上昇率
④12ヶ月リターン
直近12ヶ月間のETF基準価額の上昇率
⑤平均リターン
⑤平均リターン =(①+②+③+④)÷ 4
となります。
全体イメージ図
①+②+③+④とする事で、直近のリターンがより強く反映されるイメージとなります。
過去の基準価額の調べ方
過去の基準価額の調べ方は、下記の通りです。
アクティブコース・バランスコースの平均リターンを算出する場合は、ヤフーファイナンスの「時系列」で、THEOのグロースAI・インカムAIの基準価額から計算すれば算出することができます。
アクティブコースは「グロース80:インカム20」、バランスコースは「グロース45:インカム55」で計算します。
テーマ投資の過去の基準価額を調べる場合は、
「 Yahoo! finance(英語版)」で確認ができます。
(Google Chromeで翻訳表示ができます)
毎月1日に、前月末の基準価額で計算していけば、毎月1回の作業で済みます。
一応、目標リターンと平均リターンの算出方法はこんな感じに行きつきました。
今後は出し入れの予測よりも、配分が重要になってくると思います。
あとは実際に運用しながら、修正が必要になるかと思います。今後も色々試していきます。
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